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全6章の6 · パイプライン

パイプライン結果とモデルレポートの確認

タスク別の評価グラフを解釈し、動作点を区別し、バージョンを比較して、選択した結果に基づくモデルレポートを作成します。

タスク種別に応じた結果を確認する#

  • 分類では、既定の閾値 0.5 によるコンパクトな「Test Results」に加え、分析画面での閾値非依存指標や他の動作点、ROC・適合率再現率曲線、閾値スイープ、混同行列、ラベル別指標、ラベル分布、SHAP 説明を表示できます。
  • 回帰では、予測値と観測値の適合、散布図と分布、残差、サンプル別比較を表示できます。
  • セグメンテーションでは、IoU・Dice の概要、クラス別・サンプル別分布、ピクセル混同行列、代表的な誤り、画像・ボリュームのオーバーレイを表示できます。
  • 検出では、適合率再現率と AP50、閾値スイープ、背景を含む混同行列、IoU 分布、代表的な検出結果を表示できます。
  • サンプルの証拠には、画像、動画フレーム、NIfTI スライス、TIFF の入力・予測・正解と、設定済みで対応する場合の Grad-CAM または Integrated Gradients が含まれます。

指標と動作点を解釈する#

  1. 選択中のバージョンを確認する

    バージョン選択を使い、主要指標を読む前にデータセット、設定、完了状態を確認します。

  2. バイナリのコンパクトな Test Results を 0.5 で読む

    バイナリ分類のコンパクトな「Test Results」は、既定の閾値 0.5 で計算したスカラー評価指標を表示します。検証で選択した動作点やテストサンプル最適動作点を表すものではありません。

  3. 閾値非依存の証拠から始める

    分類の ROC AUC と PR AUC は複数閾値での順位付けを要約します。デプロイ時の判断閾値を定義するものではありません。

  4. 分析画面の動作点を確認する

    結果分析画面で、検証で選択した動作点またはテスト分析用の動作点ごとに、感度、特異度、適合率、再現率、F1、混同行列の件数を確認します。

  5. 検証での選択とテスト分析を分ける

    検証データで選んだ閾値は、テストデータで評価する候補動作点です。テストサンプル最適閾値は分析用であり、事前選択したデプロイ閾値として報告しません。

  6. クラス別・サンプル別の動作を見る

    ラベル別、残差、IoU、混同、誤り、代表サンプルの表示から、平均値に隠れた失敗パターンを探します。

  7. 説明可能性は補助証拠として読む

    SHAP、Grad-CAM、Integrated Gradients はモデル動作の調査に使い、予測が正しいことの証明とは扱いません。

バージョンを比較してモデルレポートを作成する#

  1. 系列内のバージョンを比較する

    現在と以前の表示で、設定、主要指標、詳細グラフ、サンプル動作の変化を確認します。

  2. 互換性のあるパイプラインを比較する

    「パイプラインを比較(Compare Pipelines)」では、比較可能なデータセット、対象、指標定義、動作点を持つ完了済みモデルを使用します。

  3. モデルレポートを開く

    モデルカードレポートが利用できる場合、選択したモデルバージョンのレポートを生成または開きます。

  4. 説明文を編集する

    意図した用途、データセット背景、性能、制約、説明可能性の記述を表示中の証拠と照合し、機密データを削除します。

  5. プレビューしてダウンロードする

    対象バージョンが正しく、検証結果を誇張していないことを確認してから、レポートをダウンロードします。